ブログ開設から4ルートにも渡り紹介をして来たバンクーバー醸造所巡りも今回で最後となります。
くらふとびーる旅MAP、遂にバンクーバーから旅立ちます!!!6月前半は北米の東部、アヒルが留学していたトロント、そしてニューヨークへ。後半はなんとアイスランドとロンドンまで足を伸ばします!!!そのためバンクーバー情報はしばらくお休みです。
くらふとびーる旅MAP in ポートムーディ!バンクーバーから格安小旅行
最後を飾るにふさわしいバンクーバー最後の醸造所巡りは今までのダウンタウンと違い、街外れまでいかなくてはいけません。ポートムーディは現在、とても面白い行政政策が行われている街。なんと、インフラと雇用が整うまで、発展を遅らせるという政策です。
バンクーバーの地価高騰に伴い、ポートムーディもその流れに押され、移民や企業の参入が予定されていました。しかし、行政は地元の人が物価高騰に耐えきれないとの判断し、この政策を施行。この政策は見事に成功し、ポートムーディの豊かな自然と安定した生活環境を可能にしたそうです。
そのため、この地区はグローバル都市にありがちな大手モールの乱立。バンクーバー名物のチャイナタウン化がなく、西カナダらしい情緒が魅力です。そう、実にカナダらしい醸造所もあるというわけです。
ポートムーディへのアクセス
ポートムーディは上記の理由で観光地としては開発されていないため、地元の人の小旅行的に利用される事が多いようです。そのため、少しアクセスは悪いです。平日はウォーターフロント駅とポートムーディ駅を通勤用の電車が走っていますが、なんと本気の通勤専用で、午前はダウンタウンへの一方通行、午後はポートムーディへの一方通行となっています(笑)
しかもこの電車、休日は走っていません。ほぼ鎖国ですよね。ですが、実は市バスで一本でいけます。バラードStとHasting Stの交差点から210番のバスに乗り、Moody Stで降ります。ちなみにゾーン3ですので、ゾーン3パスが必要です。しかし、市バスのため片道で平日は6ドル、土日なら2.75ドルで行けちゃいます。
A:イエロードッグ:すべてのクオリティが高い地元密着型醸造所
Moody Stでバスを降りたら目の前に線路が見えますので直進で橋を渡ります。きれいな公園に着きますので公園を降りたらまた線路側へ歩くとこちらの醸造所があります。
ここのPlay Dead IPAは完成度が高く非常におすすめ。我々の訪問時にはクランベリーやアプリコットのセゾンなどのシーズナルがありました。食事はないため、グラスとテイスティングフライトのみですが、フライト5ドルとかなり破格です。
B:ムーディエール:個性豊かなシーズナルが魅力
イエロードッグを出たら左へ200メートルほど歩くとこちらのムーディエールがあります。ここの魅力はなんと言ってもその豊かな個性派シーズナルです。抹茶セゾンとかありますよ。驚くほど抹茶です。そしておいしい。日本では醸造後のビールに直接抹茶粉末など入れてる輩がいるそうですが、ぜひ見習ってください(笑)
一番のおすすめはロシアンインペリアルスタウト。こやつはちと割高ですが、文句なしに旨いです。濃厚なチョコとコーヒーのような舌触りとバーボンの香りにぶっ飛ばされます。
ポートムーディではカヌーも出来ます
今回はこの2軒です!え?ルートとしては少ないのではって?
そうですね。この地区にはこの2軒しかないのです。ですが、ここポートムーディは隣のコキットラムは大自然散策。ポートムーディでもカヌーや鉄道博物館などレクリエーションがそろていますので、是非あわせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上!いったん今回でバンクーバー情報は小休止です。実はまさに今トロント行きの飛行機の中でこの記事を書いてます!!
来週はトロント情報ですよー!!!!ではでは!!!!!!